APCプロペラシャフト穴について
プロペラスペーサーの使い方

APCプロペラは高圧インジェクション成型されています。その際、樹脂が左右のブレードに均一に流れ、正確にバランスがとれるよう、樹脂をハブの中心から圧入しています。そのためペラのセンターに最初から穴を開けておくことができず、成型後ハブの中心に一本ずつドリルで穴を開けています。

このドリルでの穴加工は手作業のためにインジェクション成型ほどの寸法精度は無く、プロペラの中心から僅かにズレている場合があります。(そのために生じた僅かなズレは不良品ではありません)

電動用Eペラやスローフライ用SFペラなどにはプロペラにスペーサーが付属しているものがあります。このタイプのプロペラの場合は、プロペラのシャフト穴を少し大きめに広げてこのスペーサーを使うことでセンター穴を合わせます。

スペーサーがついていないプロペラの場合はOK模型が販売しているプロペラスペーサー(品番33331)を別途購入し、使用することにより正確にプロペラの中心とシャフトの中心を合わせることが出来ます。

また、APCプロペラのシャフト穴は、ほとんどのエンジンのシャフト径に合うように開けられていますが、場合によってはエンジンのシャフト径の方が細い事があります。そのような場合はエンジンのシャフトとプロペラのシャフト穴の間にガタが生じて、正確なセンターを出すのに苦労します。
そのような場合にもこのプロペラスペーサー(品番33331)を使えば、正確にエンジンシャフトとプロペラのシャフト穴の直径を合わせることが出来ます。
この文書には著作権があります。株式会社OK模型の許可無く本文の一部あるいは全文の引用、複製、配布、WEBでの公開など、無断使用を堅く禁じます。 Copy Right 2014 OK Model Co.LTD
APCプロペラFAQ集へ